JFK (1991) : JFK

アメリカ現代史上の一大事件で今なお謎の残るジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件を、新たな調査資料をもとに検証したドラマ。事件を担当した検事ジム・ギャリソンの著作を土台に、オリヴァー・ストーンが監督・脚本・製作を務め、共同脚本はザカリー・スクラー、撮影はロバート・リチャードソン、音楽はジョン・ウィリアムスが担当。91年度アカデミー賞では撮影賞、編集賞を受賞。

監督:オリヴァー・ストーン
出演:ケヴィン・コスナー、シシー・スペイセク、ジョー・ペシ、トミー・リー・ジョーンズ、ゲイリー・オールドマン、ジャック・レモン、ドナルド・サザーランド、ウォルター・マッソー、ケヴィン・ベーコン

JFK (1991)のあらすじ

ニューオーリンズ地方検事ジム・ギャリソンは、独断で1963年にテキサス州ダラスで起きたジョン・F・ケネディ大統領暗殺事件の捜査に乗り出す。真相を追う中、彼は事件には国民の知らない裏があると疑いを抱くのだった。

JFK (1991)のストーリー

ニューオーリンズの地方検事であるジム・ギャリソン(ケビン・コスナー)は、昼食中に大統領暗殺の第一報を受けた。しかし、直後に逮捕されるリー・ハーヴェイ・オズワルド(ゲイリー・オールドマン)という人物に、彼は大多数のアメリカ人とは異なる点でショックを受ける。ニューオーリンズの法曹関係者の間ではオズワルドという男はよく知られた男だったからだ。 オズワルドは不思議な過去を持ち、奇行を繰り返し、キューバ人の団体とトラブルを起こしていた。彼はすぐにオズワルドの調査を始めるも、大統領暗殺事件の二日後にさらに事件が起こった。マスコミや大勢の警官がいるさなか、オズワルドが警察署の中でジャック・ルビーという男に射殺されたのだ。 それから約3年後、ギャリソンはウォーレン委員会の報告書を何度も読破し、調べれば調べるほど事件の矛盾点や疑問点という名の霧が彼を包む。そしてその霧が一気に雹となって彼の体を叩く。この瞬間、仕事も名誉も捨て去ることになる、彼と合衆国との長い戦いが始まったのだった。

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